投稿の詳細: 『 がんを生きる 』 佐々木常雄・著

2010/04/06

永続的リンク 09:18:25, カテゴリ: つれづれなるままに

『 がんを生きる 』 佐々木常雄・著


 『 がんを生きる 』佐々木常雄・著 講談社現代新書   

 図書館の新刊コーナーで 何気なく手にした。

 著者は がん・感染症センター都立駒込病院院長。 さまざまながんの患者の告知の体験を書かれ、 死について、何人かの終末期のエピソードが書かれている。


 本書で書かれているキューブラー・ロス(精神科医)は、一万人を看取ったと言われている。 その著書『死ぬ瞬間』ベストセラーの中で書かれた、
 「死の受容の五段階」は 心に残ります。

  1.不認 (自分が死ぬなんて、あるはずがない・・)
  2.怒り (なぜ 自分が死ななければならないのか・・)
  3.取引 (何とか、孫の入学式まで生かさせて・・)
  4.抑うつ(もう、何もできない・・)
  5.受容 (死を受け入れる)

 エピソードの中の、「 今日は死を受容できない。 昨日は少し受容できた、でも死にたくない、まだ33歳だ。 」 
 このように若い人の「がん」は とくに哀しい。



 人間にとって、他人の死と 自分の死は 全く別物だから・・・。 動物園のトラを檻の外から眺めるのと、ジャングルで突然目の前にトラと出合ったというくらい違う。 自分の死は、ジャングルで出合ったように、自分に襲いかかってくる現実問題なんだ。 

 この例えは よく理解できる。
 今は がんでなくとも いつかは訪れる「死」について 考えさせられた一冊。

【写真】佐々木常雄・著『 がんを生きる 』講談社現代新書。
2009.12.20.第一刷発行。講談社・刊。@720e 
 

この記事へのトラックバック アドレス

コメント, トラックバック:

この投稿への コメント/トラックバック はまだありません...

コメントを残す:

頂いたメールアドレスはこのサイト上には表示されません
頂いたURLは表示されます。

許可される XHTML タグ: <p, ul, ol, li, dl, dt, dd, address, blockquote, ins, del, span, bdo, br, em, strong, dfn, code, samp, kdb, var, cite, abbr, acronym, q, sub, sup, tt, i, b, big, small>
(改行が自動で <br /> になります)
(名前、メールアドレス、URLを記憶する Cookie を発行します)
(ユーザがメッセージ・フォームを通してあなたに連絡することを許可します (あなたのメール・アドレスは表示されません))

Profile

地域ホームページ犬山羽黒の管理人が日々の出来事を語る。家事から趣味の読書、陶芸まで百聞は一見に如かずの記。

最近のコメント

最近の記事

アーカイブ

リンクブログ

ブログ

地域ホームページ

powered by
b2evolution
ブログ一六社

Calendar

2018年8月
<< <     
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

リンク集

地域ホームページ犬山羽黒
地域ホームページ犬山羽黒


地域動画配信局16ライブ犬山
地域動画配信局16ライブ犬山


小弓の庄たより
小弓の庄たより

カテゴリ

検索
オンラインユーザ一覧
いろいろ
このブログの配信 XML

RSSとは?